大学生のとき、1人暮らしをしていました
その初めの時期は何もかもが物珍しく、また新しい生活や大学での勉強に慣れるのに必死な状態でした。そんな生活の始まりから3か月、ようやっと生活にも慣れ、試験も終わり、アルバイトに精を出していた時のこと。
夜中の肉体労働で精神的にも肉体的にも疲れきり、さっさと帰ろうとしていたときに、車に追突されて道路に叩きつけられてしまいました。一晩病院に泊まり、額を10何針か縫われ、しばらくは歩くのも思うままにならない有様でした。
そんな中大学のキャンパスを歩いていたときです。うちの大学には、談話室というスペースがあり、そこで学生がお茶を飲んだりレポートを書いたりできるのですが、そこを管理している事務員のおばちゃん2人に、「あんた、その格好どうしたの?大丈夫かい?」と声をかけてもらえました。何ぶん、頭に包帯を巻き、唇の辺りに絆創膏をベタベタと貼っていた状態でしたから。
怪我の功名と申しましょうか、そこからそこのおばちゃんたちと仲良くなり、更にその談話室をたまり場にしていた学生数十人とも仲良くなりました。折にふれ、ちょっとしたおかずなどを御馳走してもらったり、誰かが実家に帰るとそこのお土産をわけてもらったりしました。